建築・インテリア学科 建築デザインコース
作品仕様
作品解説
複数の大陸プレートに囲まれ、常に大地が胎動する伊豆高原、城ヶ崎海岸で散骨所を計画。故人は海流によって世界を巡り、波により押し返された遺骨の一部は、鉛直に聳り建つ壁の隙間に流入し、やがて胎動する大地の隆起により、大地と建築と共に移動する。建築が不在となっても、そこで行われていた行為の痕跡が未来へ残り、故人がかつてこの世に存在していたことを大地に刻む。この地球が不滅である限り大地は存在し、”ヒト”が生きた面影を遥か未来の”何か”に証明する。