「刻々と変わりゆく空のように移り変わる日々と暮らしに寄り添えるお香のブランド」をコンセプトに、 多様な日常に添うお香の制作およびブランディングデザインを行いました。朝、昼、夕、夜をイメージしたセットを展開し、モチーフにした空を想起させるカラーを用いシンプルかつやわらかさを感じるようなデザインを意識しました。お香の包みには自己燃焼しない紙を使用し、受け皿として使った後は焚き終えた灰を包んで捨てることができる仕組みにして、お香をより気軽に楽しめるよう工夫しました。
ブランド名は時が流れていくさま、日々が移り変わっていく事を あらわした「uturoi(うつろい)」。それぞれのセットに説明カードが入っており、中にはお香のモチーフにした空の名前とひとつひとつ異なる香りに対しての説明、お香の使用方法が記載されています。
お香にはそれぞれ空の名前がついており、その空の色をイメージして色をつけました。
2 色のお香を混ぜたもの、ラメをいれたものなど見たことがないような新しいお香を意識し、ひとつひとつ制作しています。
〈お香の使用方法〉(1)お香皿の代わりになっている包みをしっかりと開ひらき、そこにお香立てを置き、火をつける。(2)香が焚き終わったら落ちた灰はそのまま包みに入れる。(3)中身がこぼれないよう包みを丸め、捨てる。
ショッパー/雲をモチーフにしたお香立て/店頭で配布することを想定したリーフレット